居心地の良い「場」とは - 蔦屋家電を改めて考察 -

目には目を、場には場を…ということで、人はどういう場に集まりたくなるのかを考えるために、二子玉の蔦屋家電に来てみた。


決して、単に暇だからとか、スタバのコーヒーを飲みたかったからというつまらない理由ではない。言うまでもなく、家から近かったから行ったわけでもない。

(参考 : 家電で変わるライフスタイル)


2015年、「蔦屋が家電を販売か!」と、私達を驚かせたのは記憶に新しい。

(個人的に)勝算は無いと思われたが、蓋を開けてみれば大盛況。いつも満杯満席です。


(参考 : 二子玉川の蔦屋家電が予想以上に素敵な空間で完全にやられた件)



その極意は何なのか…。きっとスタバが入っているからだろう、というのは素人の私の考え。

皆さんもご存知のとおり、蔦屋家電は「ライフスタイルを提案する」がコンセプトであり、「家電量販店」とはターゲットが異なります。この辺りはIKEA(イケア)と通ずるところがありますね。

そして、ターゲットは「50歳代以上の大人の空間」ということで、店内のデザインも他の家電量販店とは一線を画しています。


蔦屋を運営するのは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)です。CCCは、ライフスタイルを提案してきた企業です。今回訪問した二子玉の蔦屋家電、その最大の特徴は「居心地の良さ」です。


来店客は30代~40代のファミリー層が多い。しかしCCCは、「(30代~40代が憧れる) "イケてる大人" であるシニア層を満足させることができなければ、ファミリー層も満足させることはできない」と考えているそうです。そこで、例えば2階のソファー席周辺には、たくさんの緑を配置しています。


(参考 : People are sitting and reading and talking everywhere)


それはまるで、森の中のカフェにいるような心地良さがあります。また、開放感のある吹き抜けも非常に気持ちが良いです。


(参考 : http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1505/01/news143_2.html)


その他、快適な空間づくりのために、以下のようなことに気を配っているそうです。

  • 商品のPOPは最低限に
  • 家電は量販店のように大量に並べずに、選りすぐりの製品のみを陳列

  • 博物館の陳列を彷彿させるディスプレイ

  • 書籍は「食」「健康」「ハウスキーピング」などライフスタイルを軸に陳列


(参考 : なぜ「TSUTAYA」が家電店をやるの?)


このように、蔦屋家電は居心地の良さを演出するために、風景作りにも非常に気を配っています。それ故に、長居をして居眠りする人や勉強のために長時間場所を占有する方が居るようですが、あまり目に付くようだったら、声をかけるようにしているとのことでした。


こうした目に見えない気遣いと配慮も相まって居心地の良い空間を演出できているのです。


にしても、休日は本当に人が多い・・・(´・ω・`)


でも僕は、とりあえず高いところから遠くの景色を見渡せる空間が一番居心地よいです。地上を見下ろすのが好きです。


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